コルビュジエって発音できないよ?

ル・コルビュジエ展@森美術館　に行きました。
たまに雑誌で見る程度、白を基調としたモダンな感じ－　ぐらいのことしか知らなかったので。

　　ル・コルビュジエ　《ロンシャンの礼拝堂（ロンシャン、フランス）》　1950年　©FLC

森美術館は、同じチケットで展望台にも入れるので若干お得な感じがします。
　どんより　でしたけどね。。

で、コルビュジエ展。

余り期待はしてなかったんですが、これまたどうして。
絵画作品や建築模型、図面、スケッチはもちろんのこと、
ＣＧによる再現ビデオのコーナーも幾つかあり、巨大建築物の陰影やその像がよく判ります。
しかし、ＣＧは、生活感がなく、ハイコントラスト・無機的で、多少グロテスクに見えましたケド。。。
ふーん。　建築物ってのは、生活感がないと退廃的な印象になるんですねー。
居るべきものがいない不自然さ、っつーんでしょうか。

展示室内には、実寸で再現したアトリエや、設計住戸があり、実際に入ってみることができます。
これはオモシロイ。　ニャルホド感が抜群です。

　　ル・コルビュジエ　《キャバノン（休暇小屋）》　1952/2006年 再制作
　　（Cassina S.p.A., Italy）Courtesy: Cassina S.p.A., Cassina IXC. LTD

展示物、というか見るものが非常に多く、お腹イッパイです。
個人的には、展示物が多い割には解説が少なく、なんとなく発散しがちでした。。。
もうちょっと展示物を絞りこんでてもよかったかなぁ。。。（あくまで個人的には）

でも、ファンの人にはこれでも少なかったりするんでしょうね。
9/24までやってるみたいなので、興味のある方はドゾ。

 

コメント 1

わぁ、東京タワーが下のほうに見えますー
by nicolas (2007-07-23 18:02)